小畠病院(福山市駅家町)

医師募集要項

内科医師を募集しています

<当院について>
 当院が位置する福山市は、広島県の東部にある人口50万人の中核都市です。
 豊かな自然と温暖な気候の福山市は、JR新幹線が頻繁に停車するため、交通の便は言うことありません。当院はその福山駅から車で20分程度北部に移動した場所にあります。
 当院は111床のケアミックス型病院で、2016年11月から一般病棟全床を地域包括ケア病床とし、急性期~回復期~慢性期の医療を担っています。開設以来、50数年間、一貫してこの地域のみなさまのニーズに応える医療を提供し続けています。病院の詳細につきましては、ホームページ内の院長挨拶https://kobatake.or.jp/about/speech/、当院についてhttps://kobatake.or.jp/about/をご覧ください。
 当院の特徴は、内科では、プライマリーケア中心(専門分野の隙間を埋め、また、複数要因を持つ病態の患者さんの診療)の診療で、近隣の診療所の先生方からの紹介を受け、必要であれば高次医療機関との橋渡し的な役割を担い、また、高次医療機関での治療後、生活の場に帰っていただくまでの回復期機能も担っています。当院の役割を我々は「ハブアンドスポーク」という言葉で認識し、地域において、「なくてはならない病院」「常に一歩先をいく病院」であり続けることを目指して日々診療を行っています。
 また、「小粒でも、大きな支え、続く安心」というキャッチフレーズを掲げております。2015年11月に職員からの応募で決まったこのキャッチフレーズには、小粒でもピリッとした機能を維持し続け、地域住民にとってなくてはならない病院としてこの地域にあり続けよう」との想いが込められています。

〈図:「ハブアンドスポーク」の概略イメージ〉

 内科の他には、泌尿器科、眼科の診療を行い、現在7名の常勤、近隣の大学等からの非常勤20名弱の医師が在籍し、互いの専門領域をカバーし合いながら、患者さんをトータル的に診療できる体制を整えています。
 二次救急輪番への参加や在宅医療の提供など、地域に必要とされる医療を提供し続けており、まだまだ伸び代のある病院です。勤務環境としては、電子カルテおよび医療クラークの導入など、診療と勉強をバランス良く行うことのできる環境を整えています。
 今後は、内科医師の増員によって、医療の質向上に向けた取り組みを加速し、地域のニーズにより応えられる病院として在り続けたいと強く思うと同時に、仕事とプライベートをはっきりさせ、医療人として充実した人生を過ごせる環境を整備したいと思っております。

<当院内科の特徴>
・強み
常勤医師がみな、専門分野を持ちながら、総合診療的なマインドを持っており、充実したコメディカルと一緒に、地域包括ケア病棟52床、療養病棟59床を最大限に利用しながら、患者をトータルに見ることが出来る体制を整えていることです。また、内科だけでなく、泌尿器科、眼科と特に高齢者医療に強みを持っており、全診療科からのサポート体制が充実しています。
専門分野においては、当院は難病医療協力病院でもあり神経変性疾患の症例数は豊富です。パーキンソン病はもちろんのこと、脊髄小脳変性症・ALS・ハンチントン病など多彩であり、神経内科の先生にとっては非常にやりがいのある病院と自負しております。なお、急性期脳血管障害については近隣の専門病院と連携しています。
もう一つの強みとして、長年培ってきた近隣の医療機関、介護施設との信頼関係のもと、システマティックな地域連携室業務により、院外との連携も非常にやりやすい状況にあります。

紹介をいただいた患者さんに対しては地域包括ケア病棟でしっかりと治療し、再び元の生活の場に戻っていただけることができるよう、全職種で最大限の支援を行います。60日という日数制限がありますが、引き続きの退院調整等が必要なケースは在宅機能強化体制の療養病棟で継続治療が可能です。
当院の地域包括ケア病棟は、一般病床52床すべての病床を当該入院料としていますので、急性期を含むすべての症例を地域包括ケア病棟で受け入れます。内科では在宅や施設入所者の急性増悪時の治療をはじめ、他院からの継続加療目的での転院、神経難病のレスパイト入院などがあたり、その他泌尿器科では大きな手術も地域包括ケア病棟で行うなど、今、国が地域包括ケア病棟に求めている機能を開設当初から実践しております。

 職場環境においては、当院には医療クラークも勤務していますので、書類作成や必要であればカルテ記載やオーダー代行をすることにより医師がより診療に集中できるよう体制を整えております。


〈内科診察室の様子〉
診療に集中できるよう医師事務作業補助者が横で文書作成、入力補助等を行います。

 また当院では、学会発表などを通してどんな小さな変化や発見でも良いので外部に積極的に発信していくよう病院全体で努力しております。特に神経変性疾患や高齢者の心不全、肺炎の患者数は増加してきており、そこから臨床研究へつなげていくようにしております。研究をすることによって臨床面の向上につながり、最終的には患者さんへのベネフィットとして還元できるものと考えております。
 当院には診療情報管理士が在籍しており、研究に必要なデータも指定すれば出せるような体制にしております。


〈学会の様子〉
大規模な学会での発表も行っております。

・他医療機関との協力で行っている領域
侵襲的検査(血管造影、ERCP等)、侵襲的治療(心カテーテル治療など)、MRI検査、その他高度医療どについては当院では行えないため、その際には最適な検査と医療を受けることができるよう、必要に応じて高次医療機関等を紹介させていただいております。なお、重篤な状態や重篤化が予測される患者さんについても必要であれば集中治療のできる高次医療機関へ紹介させていただいております。

 以上のような体制で当院はここ数年間で福山市北部の医療における存在感を増してきているものと自負しておりますが、今後の福山市北部における地域包括ケアシステムの中心として、地域と共に発展していくためにも我々とともにこの福山市北部の医療を支えていただける内科医の先生方を募集いたします。

<希望する医師像>
地域医療、総合医療の中で一般内科を中心に診療していただける医師
 特にこれからは我々のような病院に必要なのはホスピタリストや総合診療医だと考えておりますので、ホスピタリストを自負される医師やプライマリ・ケア認定医、地域医療を支えようという医師の方は大歓迎です!特に高齢者医療に強みを持っていますので、専門領域外につきましては、非常勤の各専門医のサポートのもと、総合診療が行えます。
(神経内科、内分泌内科、糖尿病内科、呼吸器内科等の専門医の医師の方も歓迎いたします)
チーム医療のできる医師
 今は多職種連携の医療がスタンダードと考えておりますし、当院でも多職種連携によるチーム医療を行っております。毎朝の医局での新入院・退院カンファレンスに加え、全職種による合同カンファレンスや病棟カンファレンスを毎週行っています。そのため他職種と良好なコミュニケーションがとれる医師を歓迎いたします。


〈朝の症例カンファレンスの様子〉
多職種で症例の検討を行っています。


〈病棟回診の様子〉
回診もコメディカルと一緒に行い、必要な情報の共有を行います。

向上心のある医師
若いスタッフが多く、活気に満ちあふれた病院です。若いスタッフの向上心を燃やし続け病院が進歩し続けるためにも、是非向上心のある医師の方に来ていただければと願っております。ご活躍の場が当院にはあります。
地元の出身者などで、将来的に開業をお考えの医師
当院では地域の医療機関との連携を密にしていること、また開業医として必要なスキルも学んでいただけるよう配慮しております。過去にも当院で勤務されその後開業された医師の方もいらっしゃいます。
女性医師も歓迎いたします
病院敷地内に託児所があり、安心して働くことのできる環境を整備しています。
近年、当院における女性医師の数は増加してきております(2023年5月現在常勤・非常勤合わせて6名)
勤務体系につきましては個別に相談させていただきます。
 

医師募集要項

勤務システムについて ・週休2日制(ただし他の医者が休む場合は代診出勤あり)
・基本的に外来と入院を見て頂きます(外来のみ、入院のみの相談も可能)
・原則週1回の当直をお願いしております。
その他詳細はお問い合わせ下さい。
待遇について 当院規定により決定
必要なもの ・履歴書
・お持ちであれば専門医資格の認定証のコピー
・可能であれば現在ご勤務されている上司の方の推薦書
募集職種 内科医
募集人員 若干名
募集内容 女性医師歓迎
パートタイム可
募集時期 随時(ご連絡をお待ちしています)
保険 健康保険・労災保険・雇用保険・厚生年金
休暇 冬期休暇、年次有給休暇、特別休暇、出産休暇、育児休暇
院内託児所 8:00~18:00、勤務が終わるまで保育します
0歳~就学前までお預かりできます
お昼の給食もあります(当院栄養科)
福利厚生のページ※託児所の紹介動画がご覧いただけます。
その他福利厚生 マイカー通勤可(職員専用駐車場あり)、通勤手当支給、食事補助(当院栄養科)、制服貸与、職員旅行、住宅手当(規定による)

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