2021/10/30

 当院では、コロナによって延期していた第13回小畠病院オープンカンファレンスを、第5波が落ち着いた10月29日に北館講堂で開催しました。今回は国立病院機構柳井医療センター副院長 宮地隆史先生に「難病患者の災害対策の重要性」~パーキンソン病患者さんは災害への備えをしていますか?~をテーマに講演していただき、Web視聴者を含め104名が参加しました。
 講演では、最新の国の災害対策や難病支援対策の話があり、その中で避難行動の困難な難病患者には、タイムラインに沿った防災行動計画や個別避難計画を予め作成しておくことが特に必要だと説かれました。難病患者を多く抱える当院では、改めて災害に対する備え、とりわけ避難困難者への対策を事前に計画しておくことの重要性を学習する講演となりました。

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