部門紹介

小畠病院の看護部は、第一病棟、第二病棟、外来、手術室、中央材料室の５つの部門で構成しています。
病棟部門では特に、お体が不自由で自己表現の難しい患者さんと、不安を抱かれているご家族の方々の気持ちを理解し、代弁者となり手となり足となり、身の回りのお世話をさせていただいています。
多職種での合同カンファレンスやＮＳＴなどの各種委員会活動を行い、患者さん一人ひとりに安全でより良い医療サービスが提供できるよう努力しています。

放射線科では医師の依頼のもと、CT、レントゲン装置、X線TV装置などを用いて撮影し、診断や治療に役立つ画像を24時間365日いつでも提供できるような体制で取り組んでいます。また、予防医学の一環として、定期的な健康診断やスクリーニングにより、病気の早期発見やリスク評価を行います。
患者さんの安全性を考慮し、できる限り少ない被ばくで有益な検査を行うために、新たな技術を適時取り入れながら、知識・技術の向上に努めています。そして、地域の健康づくりにおいて重要な役割を果たし、総合的な医療チームの一員として、専門的なスキルを駆使して患者さんのケアに取り組んでいます。

検査科では、患者さんから採取した血液・尿などの成分を調べる検体検査（尿たんぱく、尿潜血、PSA、血糖、ヘモグロビンA1c、貧血、GOT、GPT、便中ヘモグロビンなど）と、患者さんの自身を調べる生理機能検査（心電図、ホルター心電図、心エコー、頸動脈エコー、血圧脈波、肺活量、終夜睡眠ポリソムノグラフィー検査など）をおこなっています。
検査結果は、患者さんの診療、治療方針などの判定に直接結びつくため、私たちは正確な検査データーが報告できるよう日々検査技術の向上に努めています。

『私たち薬剤師は、医療の担い手として高い知識と倫理観を持ち、小畠病院の理念に基づき、患者さんに貢献する。』これが、薬剤科の掲げる理念です。
薬剤科では、調剤、製剤、医薬品情報の収集管理と提供、医薬品管理、薬剤管理指導業務など様々な業務を分担し、「医薬品の適正使用」に貢献することを目指しています。
また、院内の医療チーム（栄養サポート、感染対策チーム、緩和ケア等）の一員としても専門性を生かし積極的に活動しています。
心配なことがあれば、いつでも薬剤科にお尋ねください。

栄養科では、病気の治療や改善・健康維持に配慮した安心安全なおいしい食事の提供に努めています。また、チーム医療の一員として栄養面から入院患者さんのサポートを行っています。食事療法や食事の形態調整が必要な方に栄養食事指導を行っていますので、お気軽にご相談下さい。

小畠病院では、医療機関や介護福祉施設等と連携を図り、それぞれの役割や機能を分担しながら患者さんに適切な医療・介護・福祉サービスを提供したいと考えております。
そのための窓口として「地域連携室」を開設しております。
患者様のご紹介や医療や、介護などについてのご相談がありましたら、お気軽に地域連携室へご連絡下さい。

【地域連携について】のページはこちらから

診療情報管理室では、患者さんの診療記録・診療情報を適正に管理、運用、保管し、情報活用の支援を行っております。
診療情報管理室のスタッフは患者さんと直接お顔を合わせることはありませんが、おひとりお一人に敬意を払い、患者さんの大事な情報をお預かりしています。

学会等発表実績：
2020年10月　日本マネジメント学会学術総会
　「当院における多職種による診療記録の質的監査の取り組み」
2019年11月　福山医学祭
　「医療介護関連肺炎クリニカルパスから見えてきた地域包括ケア病棟の役割」
他３演題

診療支援室のスタッフは、医師事務作業補助者として日々医師の業務負担軽減を図るべく、外来や病棟における診療支援や様々な医療文書の作成補助業務を行っています。間接的ではありますが、私たちの業務が医療の質の向上と患者さんの満足度向上へつながるよう努めていきたいと思っています。

学会等発表実績：
2022年11月　日本医師事務作業補助者協会　全国大会
　「返書作成から考える医師事務作業補助者の役割」
2021年 9月　日本医師事務作業補助者協会　全国大会
　「当院での医師事務作業補助者の教育・指導体制の構築」
他４演題

事務部は、医事課、管理課で構成され、各課協力しながら病院の管理・運営に努めております。
私たちは患者さんと受付で最初に接し、院内ではご質問にお答えし、ご案内をいたします。診療が終わると、お会計の際にも接します。事務職員全員が、地域に望まれる理想の病院になるために、「小畠病院の顔」としてのプライドを持ち、常に患者さんの立場に立った接遇を心掛けています。